こんにちは、松本です。
書きたいネタはあるのに、手が動かない。
こんなありふれた記事じゃ恥ずかしい。
この記事はそんな経験がある人に向けて書きました。
Contents
完璧主義者だとブログが書き進まない
僕は結構な完璧主義者でした。
僕は小説を読むのが好きで今でも小説家になりたい願望がちょっとあるわけです。面白い小説は出だしから、ワクワクする何かがあります。逆に冒頭がつまらない小説は、最後まで読まれない可能性が高いのです。
作家志望の僕はブログでもワクワクを届けたいと思って、文章の冒頭をクラゲ頭を使ってめっちゃ考えたわけです。
気分はもはや文豪です。太宰治や川端康成です。彼らの書く冒頭は最高です!
僕はブログの記事を数文字書いて、消してを繰り返してきました。エンドレスです。時間はどんどんと過ぎていきます。気づいたら1時間が経過、記事は真っ白状態です。
数行をようやく書いても、また手は止まります。
この文章ヘタじゃないか?
もっと上手な記事を書かないと恥ずかしい!
自分が持ってる知識やライティングスキルの限界をわかっていながら、これじゃダメだとあがき続けるわけです。
僕は大量のゴミ記事より、読んでもらえる1記事のほうが遙かに価値があると考えています。
完成していない記事は誰にも読んでもらえません。読んでもらわなければ読者に評価をつけてもらえません。自己満足で終わるのです。
ブログ記事を完成させるためには、完璧主義者から抜け出す必要があるのです。
完璧主義者は難しい言い回しを考える
作家志望の僕は一般の人より文章に妙なプライドを持っています。下手な文章は書けません。三島由紀夫のような美文調にあこがれて難しい漢字や言い回しを使いがち!
カッコエエ!と思われる文章を書かなければダメなんだ!
アホとしかいえませんよね。思い出すだけでも顔が真っ赤になるほど恥ずかしいです汗
昔の僕はそんな非生産的なことを必死に頑張っていたわけです。
ブログ記事は読んでもらわなければ意味がありません。
読者層は何歳を想定していますか?ひょっとすると小学生かもしれません。小学生が高校生で習うような漢字を読むことができるでしょうか。
難しい漢字や言い回しを使うことで、リピートになるはずだった読者が離れてしまうかもしれません。
ブログ記事に難しい表現は一切必要ありません。書くことに妙なプライドを持つ必要はないのです。
読者が求めているブログ記事は、ストレスなくスラスラと読める記事だと理解してください。
完璧主義者は記事の装飾やアイキャッチ画像を事前に準備する
記事を書く前にアイキャッチの画像を選んだり、記事を書きながら文字の色を変えたりなど装飾をしていませんか?
これでは非効率的です。過去の僕がそれをやっていました。
記事というのは書き終わってみると、最初に想定していた完成イメージと変わることもあります。SEOの記事を書いていたのに、途中からマインドの内容になっていた・・・等ですね。
その場合、最初に用意していた「SEOに関するアイキャッチ画像」から、「マインドに関するアイキャッチ画像」に変更する必要があります。
2度手間ですよね。
記事の装飾についてもおなじです。
記事を書きながら文字の見た目を装飾したとします。記事が完成したら時間短縮されて、すぐに投稿できると思うかもしれませんが、僕の経験上から言わせてもらうとムリです。
記事を完成させて改めて全体を眺めたら、絶対に変更したくなります。
- 重要な文章だと思って文字フォントを大きくした。完成した記事を見ると普通の文章だった。
- この文章は注目して欲しいから色をつけたい。完成した記事を見ると、色がついた文章ばかりだった。
記事の装飾は、記事が完成してからでないと、全体のバランスがわかりません。文字フォントが大きい文章ばかり、色がついた文章ばかりでは、読者はストレスを感じてしまうのです。
記事全体のバランスを考えて、装飾するようにしてください。
完璧主義者から脱げ出すためのブログ成功術は?
ここまでは完璧主義者だった僕の失敗談を交えながら、記事を書いてきました。
次は僕が普段どのようにしてアフィリエイトブログを書いているのか、解説していきます。
ブログは一気に書き続ける
ブログ記事を書くためには前準備は必要です。
詳しくは下記の記事で書きました。
書くための記事ネタが決まったら、僕の場合は下記の2つをまず決めます。
- 記事タイトル
- 記事の各見出し
その後は、ひたすら記事を書きます。
キーボードの打ち間違えがあっても、おかしな言い回しになったとしても、無視してノンストップで書きまくります。
記事が書き終わった後に、
- 読みやすい漢字になっているか
- 難しい言い回しになっていないか
- 声に出して読みやすいか
3つのポイントを確認しながら、記事を修正していきます。
読者が読みやすい記事になったら、さらに読みやすくするように文章を装飾していきます。
最後に書き終えた記事のイメージにピッタリと一致するアイキャッチ画像を探します。
ブログは休んでもいい
ブログで食べていきたかったら休まず100記事書け!というのがプロブロガーの言い分です。
僕も仕事を辞めたくてアフィリエイトブログをはじめたので、急かされるように毎日記事を書いていました。
確かに毎日記事を書いた方が、稼げるようになる時間は早くなります。当たり前のことです。
しかし「毎日執筆」を意識しすぎて一つひとつの記事の質が落ちてしまえば意味がありません。
- 時間がないからと知識をインプットできない
- 時間がないからとライバルのリサーチができない
- 時間がないからと適当に記事を書く
読者を舐めてはいけません。基本的に読者は記事を読みません。だいたい流し読みです。それでも「この記事、手抜きしてるな~」とはっきりとバレてしまうのです。
- 読者のことを考えていない
- 早く書くことばかり考えている
- 手抜きを考えている
記事を書いていて、上記のことが頭にちらつくようなら、ブログを休むべきです。
僕のブログを見てください。毎日更新していません。めっちゃ不定期更新です笑
記事ネタが被っても書く
ブログを書いていたら、記事ネタが被ることはよくあります。
- 書こうと思っていた記事ネタが被る
- 書こうと思っていた記事がすでに書かれている
実のところ被らない方が非常に珍しいのです。
トレンドアフィリエイトを実践している人は最新のニュースに敏感です。ガジェット系もおなじことがいえます。
「恋愛」「美容」「金融」「稼ぎ」などブログには様々なジャンルが存在します。たくさんのブログを見てください。記事ネタが1つも被っていないジャンルはありません。
悲恋の物語として有名なシェークスピアのロミオとジュリエットがありますよね。ロミジュリの他にも悲恋の物語はたくさんあるわけです。
「この作品ロミオとジュリエットのパクリだろ!盗作だろ!」と騒ぐ人はいません。
ロミジュリは極端な例ですが、「記事をパクる」と「記事が被る」は似ていますが全く別の性質を持っています。
僕のこのブログは、稼ぎ系をメインにした雑記ブログです。
「アフィリエイト」「ライティング」「マインド」「SEO」といった記事ネタは、稼ぎ系ブログを実践しているのならどうしても被ってしまいます。
記事ネタは被っても同じ記事にはなりません。人はそれぞれ歩んできた道も違うし経験値も違うからです。
僕はアダルトアフィリエイトを実践したことをきっかけにして稼げるようになりました。初心者の人にはまずアダルトアフィリエイトを勧めています。
しかしアフィリエイターによっては、「トレンドアフィリエイト」「YouTube」「PPC」を推奨しているわけです。
SEOに関しても同じことがいえます。僕はホワイトハットSEOしか実践していません。ブラックハットSEOは実践する必要はないと考えています。
逆にブラックSEOを推奨している人もいます。
どれが正解というわけではありません。それぞれ信じているものが違うのです。
記事ネタが被っていても、人はそれぞれ違う考え方を持っています。ライティングの見せ方も違います。
記事のネタが被ることはあっても、内容が被ることはありません。
書きたいと衝動があるのに、記事ネタが被ることを恐れて、ブログが書けないのは非常にもったいないです。あなたの記事は他のブロガーより信頼&共感される可能性を秘めています。
おそれないで、ガンガン書いてください。
記事の点数をつけるのは読者です
今あなたが読んでいるこの記事は100点満点といえますか?
あなたはNOというでしょう。
僕はこの記事を100点満点のつもりで書いたわけです。信じてもらえないかもしれませんが、このブログで書いてきた記事のすべては、永続的に読み続けてもらうために書いたのです。
記事を完成させても、「この記事微妙じゃない?誰の役にも立たないのでは?」と自分の書いた文章に自信が持てないことがあります。
僕もそのように思うことはあります。でも自分で書いた記事はすべて100点満点と思うようにしています。
結局のところ、記事を評価するのは自分ではなく読者なのです。
僕の記事にAさんは100点をつけてくれるかもしれません。Bさんは0点をつけるかもしれません。
人のとらえ方はそれぞれ違います
ブロガーは読者が100点をつけてくれると信じて、ブログを書き続けるしかないのです。
ブログが完璧主義者に向かない理由-まとめ
冒頭でも伝えましたが、アフィリエイトブログを始めた頃の僕は完璧主義者でした。
完璧を求めるのを悪とはいいませんが、アフィリエイトにおいては善とはいえません。
アフィリエイトで稼いでいくためには、ブログ記事を書き続けるのが一番の近道です。
完璧主義者の人はちょっとだけ肩の力を抜いて、ズボラブロガーになることをおすすめしますよ!